1.保証の内容
1)保証の範囲
当社販売店で販売された保証付き中古車は、保証期間内に、通常の使用及び通常走行条件下における使用上の不具合又は故障が発生し、当社が必要と認める判断をした場合は、車輌を構成する部品(消耗部品および油脂類は除く)の交換に要する工賃または補修加工、修正、調整等に係わる工賃を無料で行います。(以下保証修理といいます。)但し、部品代金についてはお客様の負担となりますが、当社が認めた場合に限り純正部品の無料提供を行うことがあります。
また、納車後に発生した損傷(事故、誤使用、改造又は不注意による損傷)には、この保証は適用されません。なお、保証修理により取り外した不具合部品は、当社の所有となります。中古車は現況有姿の取引条件となりますので外観的な不具合および機能上影響がないと思われる感覚的な不具合は、この保証の対象とはなりません。
2)保証期間
登録日より3ヶ月内且つ、走行距離3000km以内の場合に、適用いたします。

  1. 保証を適用できない事項
  2. 次に示す現象、不具合については保証修理いたしません。
  3. 使用損耗、あるいは経年変化により発生する現象。(塗装面、メッキ面、樹脂部品の自然退色・錆、ベアリング類の磨耗など)
  4. 車輌の影響がないことを一般的に認められている感覚的事象。(音、振動、オイルのにじみ、操作フィーリングなど)
  5. 通常の注意で発見処置できたにもかかわらず、放置した事により拡大した不具合。
  6. 次に示すものに起因する不具合は、保証修理いたしません。
  7. メーカーの取り扱い説明書等に示す取り扱い方法と異なる使用、および使用の限度を超える酷使。(エンジンの過回転、過積載など)
  8. 保守もしくは整備の不備又は間違いがあったとき。
  1. 純正部品および取り扱い説明書により指定されている油脂類、または当社が推奨する油脂類(オイル、ブレーキ液、ラジエター液、バッテリー液)以外の使用。
  2. 法令あるいはメーカーが認めていない改造もしくは車輌の機能に影響を与える改造。(エンジン、サスペンションの改造、プラグ熱価、タイヤの仕様変更、電気装置の改造など)
  3. 一般にオートバイが走行しない場所での使用あるいはレース、ラリーなどでの酷使。
  4. 使用頻度の高い営業活動での使用もしくはそれに類似する使用。
  5. 地震、台風、水害、落雷、その他の天災。
  6. 事故、転倒、火災、犯罪などの外的要因によるダメージ。
  7. 煤煙、薬品、鳥糞、酸性雨、石はね、鉄粉、塩害などの影響。
  8. 次に示すものの費用負担はいたしません。
  9. 消耗部品(オイルフィルター、エアークリーナーエレメント、クラッチフェーシング、フューエルフィルター、タイヤ、バッテリー、スパークプラグ、ブラシ、コンタクトポイント、ドライブチェーン、ヒューズ、ブレーキパット、ブレーキディスク、ブレーキライニング、クラッチディスク、各種電球、ベルト類、ホース類、ワイヤー類、各種ゴム製品、ガラス部品、ガスケット、パッキンなど)
  10. 油脂類(ガソリン、エンジンオイル、ブレーキフルード、バッテリー液、フォークオイルなど)
  11. メーカー保証の対象となる修理費用。
  12. メーカーがリコールを発表した後のリコール原因となった部位にかかる修理費用。
  13. 法令に定められた定期点検整備およびその他の調整、清掃、メーカー指定の点検整備費用。
  14. 当社以外での修理費用。
  15. 車輌を使用できなかったことによる不便さおよび損失など。(電話代、車輌の引き取りおよび配送料、レンタカー代、宿泊代、休業補償、商機逸失の補償など)

G 故障の放置により故障箇所が拡大した場合の当該拡大部分の修理費用。

  1. 車輌の所有者が変更された場合(本保証の継承はできません)
  2. 購入者以外の届出による保証修理はいたしません。
  1. 保証修理の受け方

保証修理をお受けになる場合には、オートバイと保証書をご提示の上お申し付けください。修理のために必要かつ妥当な期間、オートバイをお預かりいたします。車輌の持ち込みが不可能の場合、保証書の提示のない場合は、保証を適用いたしかねますのでご了承ください。車輌の持ち込みが困難な場合は、有償にて引き取りを行います。ご相談ください。
保証修理の方法およびその範囲は、修理を行う当社が決定いたします。
遠隔地よりご購入の場合は、当該部品の割引提供によって保証修理とさせていただく場合があります。

  1. オートバイのご使用上の注意事項

次の事項が守られていない場合は、保証修理をお断りする事がありますのでご注意ください。

  1. 取り扱い説明書に従った正しい取り扱い。
  2. 運転前点検、高速道路走行前点検の実施。
  3. 法令およびメーカーが指定する点検整備の実施。
  4. 定期交換部品、油脂類の指定通りの交換。

※ 2サイクルエンジンの場合、エンジンオイルが無くなるとエンジンが必ず壊れます。オイルタンクを目視で確認するか、オイルランプが点滅又は点灯したら直ぐにスクーター用オイル(2サイクルエンジン用オイル)を補給してください。(お買い上げ頂いたオートバイメーカーの指定オイルをご使用下さい)オイル切れ(粗悪なオイル)によるエンジン破損修理費用はこちらで負担できませんのでご注意下さい。
※ 4サイクルエンジンの場合、走行3000km前後で必ずエンジンオイル交換をお願いします。